半導体単結晶

ZnS 硫化亜鉛

ZnSはII-VI族の3.6eVの大きなバンドギャップを持つ半導体です。
光センサや蛍光体、また可視光から12μm以上の波長を透過する為、赤外光用の光学素子としても使用されます。
この結晶は立方晶系のせん亜鉛鉱型構造と六方晶系のウルツ鉱型構造の2種類が存在します。
弊社でのお取り扱いは、基本的にせん亜鉛鉱型構造になりますが、ウルツ鉱型構造(天然結晶)が入手したい方は一度弊社にご相談下さい。

商品仕様
サイズ 5mm×5mm~20mm×20mm、その他
厚み 0.5mm、1mm、 その他
方位 (100)、(110)、(111)、その他
表面仕上 片面鏡面、両面鏡面、粗面
納期 メーカー在庫品は1~2週間
在庫切れや受注生産の場合は4~6週間 (別途お問い合わせ下さい)
備考

※その他の仕様はお問い合わせ下さい。

結晶物性
物質名 硫化亜鉛
化学組成 ZnS
結晶構造 立方晶系閃亜鉛鉱型構造
格子定数 a = 5.420Å
密度  4.08g/cm3
融点  1830℃
育成方法  ブリッジマン法
 淡黄色
純度
硬度(モース)  3.5-4
劈開面
誘電率
誘電損失
誘電正接
透過波長域(μ)  2-12
屈折率  2.4
屈折率分散
熱膨張率  6.8×10-6 /℃
熱伝導度(W/(m.k) ) 0.16 at 300K

※結晶物性データは、結晶メーカーが公表しているものや理化学辞典などの文献から引用した数値です。
 保証値ではありませんので参照程度でお願いします。

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